エンジニアの中には、企業に所属せずに個人として働いている人もいます。そうした個人事業主エンジニアは、大企業が手を出さないようなニッチなジャンルで大活躍しています。ニーズがあまり見込めないが、少数の要望があるアプリ開発やwebサービスの展開は、こうした人たちの独壇場だと言っても過言ではありません。技術力がいくらあろうとも、大企業は利益が出せないと判断したジャンルには手を出すことが基本ありません。大企業が何か新しいアプリやwebサービスを作るとなると、それだけで相当大きな人件費が動いてしまうので、赤字を垂れ流す結果にしかならないからです。個人のエンジニアなら、利益を度外視して利用者のために新しいサービスを作っていけます。その点が大きな違いです。

ただ、ニッチなジャンルといっても、ものによっては大きな成果を上げて莫大な利益を発生させているケースも少なくはありません。実は現代においては、こうした企業がやらないことをやってくれる個人事業主の存在が非常に大きいものとなってきています。そのため、世界中で続々と個人で様々なサービスを開発する人たちが登場してきています。ある程度の成功体験がある人なら、自己啓発関連事業でも活躍できることでしょう。後進のためにセミナーを開いて自分の経験を伝えるのもいいですし、本を出版するのもありです。会社に所属していない個人なので、仕事の幅は自由に広げていけるのがメリットです。